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英訳について考えました

こんにちは。行政書士の北山です。

先日,赤羽区民事務所に行ってきました。

私は東京23区内で住民税の税証明を取りに行くとき,実際に区役所に出向いて取りにいくことが多いです。

今まで意識していなかったのですが,「区民事務所」の英訳を見て少し考えました。

私は,英語でご依頼者様に「市役所」「区役所」のことをお伝えするとき,「City Hall」という言葉を使っています。

英語圏はもちろん,南米など非英語圏のご依頼者様にも伝わったので,これが正解だと思っていました。

実際はどうでしょうか。

Akabane Citizen office

赤羽区民事務所の場合,公式には「Citizen office」と訳しているそうです。

23区外の市町村を含めて,いろいろと調べていくと,

※渋谷区  City Office(区役所)

※横浜市  City Hall(市役所)

      Ward Office(区役所)

※川崎市  City Office(市役所)

      Ward Office, Branch Office(区役所・支所)

      Administrative Service Corner(行政サービスコーナー)

訳し方がいろいろあるそうです。勉強になりました。

ところで,「行政書士」の英訳はどうでしょう。

「Administrative Scrivener」や「Administrative Lawyer」と訳す方もあるようですが,私は,「Certified Administrative Procedures Legal Specialist」という訳が行政書士制度の趣旨を一番よく伝わる訳だと思います。

「認められた,行政手続のプロ」というような意味です。

この訳は,法務省で使われています。

たとえば,日本法令外国語訳データベースや,入管法関連手続に使われる申請書の英語表記にもなっています。

実際,「行政書士制度」という日本独自の制度を説明するときにはいつも苦労しています。

「Immigration Lawyer」や「律師」(中国語で『弁護士』という意味です)と呼ばれることがありますが,「私は弁護士ではありません!」とすぐに訂正しています。

行政書士の業務は,行政書士法第1条の2,第1条の3で決められています。

これらの業務内容を一つ一つ説明しても伝わらないことがあるので,「行政手続の専門家」や「争いことに介入することができない」といったポイントをお伝えし,例を挙げて補足しています。

例えば,「経営・管理」ビザ申請の手続きで,行政書士ができるのが「入国管理局に対して在留資格の申請を行うこと」「そのビザ申請に関連する,申請書類や説明文を作成すること」などなどです。

一方で「会社の登記」という手続きは,私はできません。

「会社の登記」は司法書士の業務なので,連携する司法書士の先生に依頼することになる,と説明しています。

専門家として外国語を使うとき,ただ一つ一つの言葉を他国の言葉に置き換えるのではなく,例を使って説明することを心がけています。

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行政書士北山事務所

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